ラオス バイバイ -Muang Khua to Dien Bien Phu-

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ムアンゴイからムアンクアに向かうスローボートの乗客はなんと私一人だけ。ムアンゴイ~ノーンキャウ間のスローボートには毎日たくさんの乗客がいるけれど、北のムアンクアへ向かう人はほとんどいないらしい。「ボートが貸切だぁ~!」と喜びたいところだけれど、乗客が少なければ運賃がどんどん上がってしまうのが難点。結局、20万キープ(25ドルほど)でスローボートをチャーターすることになっちゃった…。これが高いのか安いのかイマイチわからん。ま、ボートで寝転べたのでヨシとしよう。なお、ムアンゴイからのスローボートは南行きも北行きも毎日朝9時半ごろに船が出るよ。

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4時間かかってムアンクアに到着。途中スローボートが浸水し始めるトラブルがあり、沈没するかと思ってヒヤっとしたぜぇ…。で、ムアンクアだけれど、ここはこれまた何もない、小さな町。ラオスのウドムサイという町からベトナムディエンビエンフーに続く幹線道路上にある町なのだ。ムアンゴイからディエンビエンフーまでを最短距離で移動したかったので、ムアンクアにやってきただけだよ。たぶん、スローボートでムアンクアからムアンゴイに向かうこともできると思う。
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何もないとは聞いていたけれど、本当に何もない。ゲストハウスが数軒あるので宿探しには困らないけれど、暇潰しに困る…。この町にはインターネットカフェはない。無線LANの電波も飛んでいない。ガイドブックには電気は夜しか使えないと書いていたけれど、どうやら電気事情は改善された模様。24時間電気が使え、宿にはコンセントがあった(しょっちゅう停電するけれどね)。生活レベルはムアンゴイより少しだけ上だね。ムアンゴイの後だと、電気のコンセントがあるだけで贅沢な気分になれちゃうぜ。
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町の雑貨屋さん。英語はまったく通じない。身振り手振りで踊りながら欲しいものを伝える。
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散髪屋さん。掘っ立て小屋に鏡と椅子があるだけ。…昔のアジアっぽくて素晴らしい!!
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あえて探すなら、この町唯一の見所はこのつり橋かな。ワイヤーで鉄板を吊っただけのシンプルなつり橋。両サイドがスカスカなので、風が吹いていると少し怖い。
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が、地元の人はこんな橋をバイクで渡っちゃう…確か奈良県の山奥にもこんな橋があったなぁ…十津川村だったっけ?
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落ちたら川底へ真っ逆さま。
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今、ちゃんとした橋が建設中みたい。そりゃ、あの橋だけじゃ生活に困るもんね。
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やることがなくなったので、宿の女の子とおしゃべりタイム。と言っても、彼女たちは英語ができないので、今まで撮った写真を見せていただけ。それでもかなり喜んでくれたぞ。特にタオ島でのダイビング写真が好評だった。
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翌朝、4時半発のこんなオンボロバスでディエンビエンフーに向かった。日もまだ昇っていない時間に起きるのは憂鬱だったけれど、ディエンビエンフー行きは毎日この時間帯の1本しかないのよね…。ちなみに、バスの発着所はスローボート乗り場の対岸を少し上ったところ(村外れのバスターミナルじゃないからね!)。対岸までの渡し舟が2000キープ、バス代が50000キープだったよ。まだ暗いうちにスローボート乗り場へ向かっていると「ホントに場所と時間は合ってるの?」と不安になると思うけれど心配ご無用、安心して川を渡っちまえ!!
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ムアンクア~ディエンビエンフー間の道はご覧の通りの荒れた道。シベリア横断道路の一番酷いダートと同じレベルだわ…。いや、シベリア横断道路は幅が広くほぼ直線だったけれど、こちらは細い峠道なのでシベリアより数段酷い。国と国とを結ぶ重要なルートのはずなのに、日本の農道以下じゃないの…。しかも、これは余裕があるときに撮った写真なので、まだマシな方。昨晩に猛烈な豪雨が降ったせいなのか、土砂崩れを起こしたり、地面が泥まみれになっていたりする箇所があちこちにあり、何度も怖い思いをしちゃった…。この日の道路状況は、日本なら確実に通行止めになっているレベル。
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土砂崩れの復旧作業を待ちつつ、バスは少しずつ進む。そのせいで、本来なら3時間ほどで国境に着くはずが6時間もかかっちゃった。これだけあちこちで土砂崩れがあるってことは、地盤が弱すぎるんじゃないの? 地肌がむき出しなのも危ない気がするなぁ…。
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ガードレールも道路標識もない国境への道。こんな道を定員オーバーのオンボロバスが走るなんて信じられない。今日のバスはドライバーが素晴らしい運転技術を持っていたので何も起こらなかったけれど、いつか絶対に大きな事故が起こると思う。いや、もう起こっているかも。いずれにせよ、ムアンクア~ディエンビエンフー間の国境越えはかなりスリリングなルート。バスの窓際に座っているとさらに怖いぞ。
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ラオス側国境のソップン。国境周辺だけはしっかり舗装していやがる。この国境では係官が副業でラオスキープからベトナムドンへの両替をやってくれるので、少々キープが残っていても大丈夫。たぶんレートは若干悪いだろうけれどね。
…やっとラオスを脱出できた!! ルアンパバーンでの水かけ祭や、ムアンゴイでの平和な時間は確かに楽しかったけれど、ここまで移動が大変なのを知っていたらラオスには来なかったと思う。…旅に選んだルートがマズかったのかもしれないけれどね。地域によっては道路整備がかなり進んでいるらしいし…。でも、もう二度とラオスを訪れることはないかな~。もうお腹いっぱいだもん。
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ベトナム側国境のタイチャンを抜けると、道はしっかりと舗装されていた。二国間の経済力の差をマジマジと実感できる瞬間。去年のバイクでの旅を含めても、国境を越えてここまで道路状況が激変するのは初めて。
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ベトナムの農村風景。遠目には日本の農村風景と非常~によく似ている。
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写真を見せ、「ここは日本だよ」と嘘をついてもたぶんバレないと思う。
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そんなこんなで、ベトナム最初の宿泊地ディエンビエンフーに到着。世界史では非常に有名な場所だけれど、予想外にこじんまりとした街だった。到着してすぐに翌朝6時発のサパ行きのバスを予約したので、バスターミナル付近で1泊10万ドン(6ドルくらい?)の宿を確保。なお、ディエンビエンフー発サパ行き(正確にはラオカイ行き、ね)のバスは毎朝6時出発の1本だけ。サパまでは6時間の行程で14万ドン(8ドル強かな)。
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消防署の看板。社会主義国らしい絵だったのでパチリ。でも、何でみんな顔に白粉を塗ってるんだろ…??
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街の中心部。通りの先に何か見える…有名なディエンビエンフーの戦いにちなんだ勝利の記念像がある丘らしい。
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戦争関係の史跡にはまったく興味はないけれど、ここくらいには立ち寄っておくか…。昨日ほとんど寝られなかったのと、ディエンビエンフーの猛烈な暑さのせいで、今日の「観光するぞ指数」は非常に低く、あちこち歩き回る気にはなれない。
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この手のモニュメントは…世界のどこで見ても何も感じないなぁ…。誰かに勝った負けた系のモニュメントはつまらん。
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でも、ここからは街が一望できるのだ。
ディエンビエンフーにはバスの乗り換えで立ち寄っただけなので、1泊してすぐサパに移動しちゃう。正直、この街はわざわざ観光しに来る場所じゃないと思う。日本語が使えるインターネットカフェはないし、WiFiの電波も飛んでいないからのんびりするにも適さないぞ。

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