城塞都市カルカソンヌ!! -Carcassonne , France-

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ニースを出て田舎道をグネグネと走り、スペインとの国境に近いカルカソンヌ(Carcassonne)って街にやって来た。

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この街には世界遺産の城塞があるのだ。ニースのダミアンにススメられてここにやって来たんだけれど、日本では名前を聞いたことがなかった街。でも、フランス人には有名らしくモン・サン=ミシェルに次いで人気のある観光地なんだって。
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いきなりカルカソンヌの紹介からスタートしたけれど、ニースからここまでどこにも立ち寄らずに走ってきたわけではない。ニースを出てしばらくは、カンヌから北に向かって続く「ナポレオン街道」という道を走ってみた。この街道は「エルバ島に流されたナポレオンが島を脱出し、パリに向かうときに通った街道」ってことなんだけれど……ごく普通のフランスののどかな田舎道ってだけだった。バイクで走るには気持ちいい道だったんだけれど、もっとナポレオンだらけの道かと思ったんだ…。
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ときどきナポレオンの像やポスターを見かけるけれど、ここは別に特別な観光道路ではないんだな。
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ゴツゴツした岩がむき出しの大地をのんびりと走る。…が、この辺りは標高がそこそこ高いので、バイクで走るのは寒い! もうフランスはかなり寒くなってきていて、バイクが気持ちいいシーズンはそろそろ終わり。早くスペインに逃げないとヤバイな!
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ナポレオン街道をツーリングに訪れるバイク乗りはかなりいる。彼はドイツのミュンヘンからツーリングに来たスヴェン。休憩するペースがほぼ同じで、あちこちで顔を合わせて仲良くなっちゃった。ミュンヘンの彼の自宅に招待されたんだけれど、行き先と逆方向だって! いざスペインに向かうと決めてから、いろんな場所からの誘惑がかなりある。オランダの友人からの招待や、ニースで知り合ったトゥールーズ在住のフランス人からの招待、シチリアのディエゴからの「シチリアに戻ってこいよ」というオファー……。今スペインに向かわないと冬が来て来年また戻って来なきゃいけなくなるから、その誘惑には乗らないぜ! ヨーロッパの旅は今年で絶対に終わらせるのだ!!
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ナポレオン街道を使ってニースの北東に向かったのはレ・メ(Les Mees)にある、この巨岩群(Rochers de Mees)を見るため。ギリシャのメテオラをギュッと小規模にしたような観光地で、ニースから遠くなかったので来てみた。ド迫力の巨岩群だったら1泊して翌日じっくり見て回ろうと思ったけれど、夕暮れどきに眺めるだけで満足しちゃった。でも、なかなか悪くないので、ニースかマルセイユに来た人は足を運んでみてもイイんじゃないかな。
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規模は全然違うけれど、カッパドキアとも少し似ている気がする。
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山肌からニョキニョキ伸びる巨岩は素晴らしいんだけれど…
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メテオラやカッパドキアを訪れた後だと、少々規模が小さすぎるかな。
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レ・メの後は交通量の少ない田舎道を走り、周囲が真っ暗になったらその辺のパーキングエリアの隅っこでキャンプ。本当はホテルに泊まろうとしたんだけれど、観光地でもないようなフランスの田舎町では、どうみても空きがあるホテルでもフランス語が話せないアジア人だと宿泊を断られることがある。別に差別とかではなく、単に外国人慣れしていない保守的な村って感じ。1軒だけ当たってみたホテルに断られて面倒臭くなり、キャンプできる場所を探して走ったってワケ。ちなみに、ヨーロッパでは秋が来ると閉鎖するキャンプ場が多い。でも、道沿いのパーキングスペースをじっくり探せば、ゲリラキャンプできる場所を見つけるのは難しくないぞ。
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で、その翌日にカルカソンヌにやって来た。
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カルカソンヌの城塞は街の中心部のすぐ近くにあり、中心部のホテルから歩いて観光に行ける。城塞のすぐそばにもいくつかホテルはあるけれどね。
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ここは「ヨーロッパ最大の城壁都市」なんだって。城壁に囲まれた街ってだけならもっと大規模な街があるので、何をもって「最大」としているのかはわからないけれど、規模のことは置いといてもココは素晴らしい場所だ!
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日本の大きなお城にも負けないほど広い敷地を持ち、その周囲はすべて城壁で囲まれている。城壁の中には街があり、お城は小規模なモノがあるだけ。だから城塞都市と呼ばれているんだろうね。
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中にあるのがお城だろうが街だろうが、そんなことはどうでもいい。これだけ大規模な城壁に囲まれているってのが男のロマンをかきたててくれるじゃない! フランスでこれまで見たお城は、お城というより宮殿タイプのモノばかりだったので、こういう戦闘用の城壁を見ると血がたぎってきちゃう。
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城壁内部に侵入。なんだか知らんが、見どころらしい教会があった。
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ここがどうやら城壁内のお城部分…でも、たいした規模じゃない。
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城壁内部には小さな街がスッポリ収まっている。ドイツのローテンブルクみたいだね。城壁内の街並みで素晴らしいのは、通りに車がほとんど停まっていないこと。道が細いので駐車できる場所が限られているんだろうね。そのおかげで、邪魔な車が写真にあまり映りこまないのだ。
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一般住宅もあるみたいだけれど、通り沿いに見かけるのはレストランやバー、土産物屋が中心。
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こんなタペストリーが売られていた。
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ブラブラ。
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ブラブラ。
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この城塞は防衛のため城壁が2重になっている。城壁内を歩き回るのに飽きたので、1つ目と2つ目の城壁の間をお散歩してみた。
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素晴らしいじゃない。
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エエ雰囲気やのう。
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城壁から市街地を見下ろす。
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日が暮れ始めたので、ひとまず城塞を後にする。
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さて、日が暮れました。
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日が暮れると城壁は四方からライトアップされる。これを待っていたのだ!
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昼間テクテクとお散歩した城壁も、夜見るとまた違った雰囲気。
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ここは、昼間は日陰だったので撮影しなかった城門。
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外側の城壁の中に入り…
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2つ目の城門をくぐる。
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城壁内部の街並みは昼間より夜に歩き回る方が綺麗。昼間だと太陽がうまく通りに射し込まず、写真が撮りにくいもんね。
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ショーウインドーで見かけた人形はジョジョの奇妙な冒険に出てきそうな不気味さを漂わせている。
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この辺からは昼間にも撮影した東側の城壁。
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いや~、フランスにはまだこんなイイ場所があったんだね。ここはモン・サン=ミシェルシャンボール城と同じくらいオススメの場所だぞ!!

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One Comment
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    はじめまして、私、漫画家の山田孝太郎というものです。
    ヨーロッパの景色のいい写真がないかと探していたところタビトバ様に辿り着きました。たくさんの素敵な旅の風景、楽しませていただいております!(最新の記事のバイクはびっくりしましたが 汗)
    さて、いま私は『聖剣の刀鍛冶』という漫画を雑誌で連載しているのですけれど、カルカソンヌのような城塞都市が出てくる場面がありまして、タビトバ様のこの記事の画像を何枚か作画の参考にさせていただけないだろうかと思いましてご連絡さしあげました。
    もしご許可いただけるのでしたら大変ありがたく思います。どうぞ宜しくお願いいたします。
    それでは、また新たな記事を楽しみにしております。

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