サルス城と食前酒工場 -near Perpignan , France-

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カルカソンヌには2泊するんだけれど、この街には城塞以外に特別何もない。だから、今日は南東に150kmほど走ったところにあるペルピニャン(Perpignan ※1)へ向かうことにした。ペルピニャンはダミアンの生まれ故郷。何度もペルピニャンの話を聞かされていて行ってみたくなったんだ。カルカソンヌからペルピニャンには高速道路で行った方がたぶん早い。でも、巡航速度が速すぎるし、景色がつまらないから今日も交通量が少ないローカルな道をひた走る。ちなみにこの辺りはラングドック=ルシヨン地方と呼ばれているんだけれど、この地域には年中強い風が吹いている。バイクで走っていてヒヤっとするほどの強風もたまに吹くので、そういう点でも高速道路は使いたくは無かったんだ。まだ死にたくねーんだもん。
※1 フランス人の発音ではパピニョンって聞こえるんだけれど、日本語表示ではペルピニャンらしい。

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いい景色に真っ青な青空! この2つがあれば何も不満はねーよな。
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道沿いの畑に植えられているのはワイン用のブドウばかり。ラングドック=ルシヨン地方はワインの産地なんだってさ。ワイン用のブドウって、日本でたまに見かけるブドウの木より背が低いんだね。
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年中強風が吹いているエリアだけあって風力発電用の風車をちょこちょこ見かける。これがあるってことは危険なエリアってことだぞ。「わぁ~、綺麗~」と近づくヤツには死あるのみ。
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風車の向こうに見えているのはピレネー山脈。あの山を越えれば、もうスペイン。でも、一気にスペイン入りなんてしない。ピレネー山脈沿いに西へと向かい、スペインをたっぷりとじらしてやるのだ。スペインの神様も私がスペイン入りする前に天気を調整したり、出会うべき人材を配置したりしたいだろうから、時間を与えてやらなきゃね。
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そんなこんなで田舎道をのんびり走り、ペルピニャン近くのサルス城(Salses-le-Chateau)にやって来た。サルス要塞と呼ばれることもあるみたいだけれど…まぁ、城でも要塞でもどっちでもイイんじゃない?
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サルス城はこんな構造になっている。カルカソンヌ城塞と同じく、ここも純粋に戦争用に作られていて豪華な装飾などは一切ない…と思う。実はお昼休みにここにやって来ちゃって、中には入れなかったのよね。だから、中がどんな風になっているのかは知らん!
※この地域の観光スポットはお昼12時頃から14時半までがお昼休みになっているところが多い。訪れる時間に気をつけてね。
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中が見られなくても、まぁイイや。カッコいい外観が楽しめればヨシとしよう。
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宮殿風のお城もイイけれど、戦争用の実用的なお城も素晴らしいよね。機能美ってヤツを感じちゃう。
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厚みのあるお城だな。このお城は15世紀末に建てられたんだって。
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これまで見たヨーロッパのお城とはデザインがまったく違う。城壁の色も明るくて面白い。
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イイものを見させてもらいました!
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サルス城の後はペルピニャン市内を素通りし、ペルピニャンの西にあるチュイル(Thuir)という街に移動。
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チュイルの街はダミアンが絶賛していたので、どうしても来てみたかったんだ。
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今日は空の色が完璧なのもあって、ただの路地が素晴らしく綺麗に見えちゃう。
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お腹が減ったのでレストランを探してブラブラ。今は観光シーズンじゃないせいか、閉まっている店が多い。
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で、メイン通りで見つけたレストランでの本日のランチでございます。
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ランチのシェフ。私以外にお客さんがいなかったので、この街の歴史や周辺の観光スポットなどについて丁寧に教えてくれた。彼だけじゃなく、チュイルの住人は人懐っこい人ばかり。昼食を摂っていたら、通りすがりの人が「ボナペティ(「召し上がれ」って意味)」と声をかけてきたり、写真を撮っていたらオススメの撮影ポイントを教えてくれたりと、観光客に優しい人ばかりに出会った。やっぱりフランスは南部の方が面白いのう~。
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恒例の街で見かけたポスターシリーズ。その1。
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その2。
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さてさて、14時30分になったので街の観光は切り上げ、目的の場所に向かおう。
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やって来たのは「Caves Byrrh」。フランスの食前酒メーカーの工場見学に来たのだ。詳しくは知らないけれど、Byrrh(ビイラ)はペルノ・リカール社が持っているブランドの1つだと思う。
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アペリティフ(食前酒)を飲む習慣がないので、アペリティフが何なのか、Byrrhブランドにどんな銘柄があるのかイマイチわからない。写真には知っている銘柄のお酒もあるけれど、すべてがここで生産されているわけじゃないと思う。
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ここの工場見学は何と1人2ユーロでOK! もちろん試飲もできる!! こんなお得な見学ツアーなのに、午後1発目のツアー参加者は私を含めて5名だけ。私以外はみんなフランス人の老人たち。海外からの旅行者は来ないのかな? なお、工場見学は4月~6月、9月、10月のみの開催でガイドはフランス語だけで行われる(英語のツアーパンフレットはある)。
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ガイドの話を聞いてもフランス語だからチンプンカンプンなので、適当に話を聞くふりをしながら周囲を撮影して回る。
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一昔前までは効率良くお酒を出荷するために工場内に列車を引き入れていたらしい。
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工場の扉に描かれた、遊び心のあるイラスト。
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いくつもの倉庫を見学して回る。
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彼女は工場見学ツアーのガイドさんね。
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スコットランドでグレンフィディックの工場を見学したときは、周囲にウィスキーの匂いがたちこめていたけれど、この工場はアルコールの匂いがあまりしない。倉庫によっては微かにワイン風の匂いが香っていた程度(よく意味はわかんないけれど、この工場は食前酒工場であって、ワイン工場ではないらしい)。
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ジャーン! これは世界最大のワイン樽なんだって。
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世界最大ってことは…世界最強ってことか。無敵のワイン樽ってことだな。
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このツアーはすべてフランス語で行われるんだけれど、ガイドさんやツアー参加者があれこれと気を遣ってくれるのが嬉しい。拙い英語だけれど、ちょこちょこ声をかけてくれるし、なんとか私を楽しませようとする心遣いがヒシヒシと伝わってくる。ちなみに、ツアー内容は英語のパンフレットに順を追って書かれているので、それを読めばだいたいのことは理解できる。
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ツアー終了後は試飲スペースへ。バイクで来たので試飲できないのが非常~に残念…。
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今日のガイドさんは美人でいい笑顔の女性だったぞ。アペリティフが何なのかはまだ理解していないけれど、彼女のおかげでByrrhブランドは大好きになった!
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工場内に飾られていた昔のポスター。
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シュールでいいね!
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で、ツアー終了! 帰りは工場の社員用入り口から出る。
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Caves Byrrhツアーが終わったのは午後4時くらい。そろそろカルカソンヌに戻らないとな。
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名前も知らない、美しい村をいくつも通り過ぎ…
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カルカソンヌへとひた走る。写真の並木が斜めになっているけれど、これは撮影ミスではない。毎日毎日強い風が吹くので、並木が斜めに成長しているんだ。
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ときおり景色を眺めたくなり休憩する。
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休憩中にはいつもバイクをチェックする癖がついているんだけれど、また新たなトラブルを発見! サスペンションからオイルが漏れている!! でも…ただのオイル漏れなら、まぁイイか。深刻なトラブルってワケじゃない。海外ツーリングではバイクの状態がパーフェクトってことはあり得ない。60点か70点くらいの状態で走れれば御の字と思わないとね。
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日が暮れ始めた。気持ちよくバイクでツーリングできた日は夕日を浴びるのが気持ちいい。今の季節の夕日は体を温めてなんてくれないんだけれど、今日みたいな日に夕日のシャワーを浴びると、なんだか体がポカポカしてくるような気がするんだ。
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で、カルカソンヌへ帰還。今日もカルカソンヌ城塞は綺麗だな。
もうフランスで行ってみたいところは全部周っちゃった。でも、もう1つだけフランスでやることが残っているのよね。ピレネー山脈の西の端に住んでいる友人のところに遊びに行くのだ! その後がいよいよスペイン!!

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One Comment
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    w(゜o゜)w オオー
    こんな風景を毎日みてたら
    ゴタゴタした日本には帰る気のなくなるとじゃ
    なかやろかぁw
    追伸(笑)
    カメラが良いと、写った画像も綺麗ですね♪

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