シチリアぐるぐる -South part of Sicily , Italy-

記事を共有Share on FacebookTweet about this on TwitterPin on Pinterest

10061601
サッカーワールドカップが始まったみたいだね。連日、マンダニーチ村の住人はサッカーに釘付け。特にイタリアチームの試合があるときはね。で、どうやら日本がどこかのチームに勝ったようで、いろんな人に「日本、勝ったな!」って祝福される…サッカーのルールをよく知らないので、話を合わせるのが大変だ…。

10061602
でも、イタリアが負けているときは村人の集中力は途切れちゃう。このお爺ちゃんたちはイタリアが勝ち越しているときしか試合をみない。イタリアが負け越しているときは、ひたすら賭けトランプにいそしむ。
10061603
村人がサッカーに夢中になっている間に、ひっそりと村を出ることにした。このチャンスを逃すと、またしばらく村を出られなくなりそうだもん。
10061604
マンダニーチ村を去ると言っても一人で旅立つわけじゃない。シチリアを出るまで、ディエゴが一緒に旅してくれるのだ。イタリア語が話せて、シチリアを知っている道連れがいるのは心強いぞ。ここまでアレコレ面倒を見てくれる友達がいるのは本当に幸せだな。
 別れの朝、いろんな村人に挨拶をして回ったけれど、これまで3度マンダニーチ村に戻ってきているので、みんなまたすぐ戻ってくると思っている模様。感傷的な別れは苦手なので、そう思ってくれた方が気が楽だな。
 各国での別れのとき、よく「日本語でGoodbyeはどう言うんだ?」と尋ねられることがある。普通は「さようなら」なんだろうけれど、いつも「またね」って日本語を教えるようにしている。「さようなら」ってちょっと暗い響きがあるし、「また再会しようね」って意味合いがないので好きじゃない。英語のGood byeも同じ理由で好きじゃない。「また会おうね」って意味のSee you againの方が好きだな。そんなわけで、みんなに「またね」と声をかけてもらいマンダニーチ村を後にしたのだ。
 私は別れの挨拶をしているときはあまりジーンと来ない。でも、別れてバイクで走り出した後に、いろんな思い出がフラッシュバックしてきて、少し心苦しくなっちゃう。なので、別れの直後は注意して運転しないとダメなのだ。やっとバイクで旅立てた嬉しさと、慣れ親しんだ第二の故郷を後にした寂しさとで複雑な気分だな。
10061605
高速道路をビューンと飛ばして、シチリア南部のノート(Noto)って街に到着。有名な観光地のシラクサの近くにあるよ。シラクサは人が多すぎるし、治安が悪いところに荷物満載のバイクを路肩に停めて観光するのが嫌だったのでパスしちゃった。
10061606
この街はこじんまりとしていて、人通りも少なくていい雰囲気。地元の人に強くススメられてやってきたのだ。
10061607
いい路地もある。
10061608
なんて教会かはわからないけれど、綺麗じゃのう。
10061609
10061610
適当に歩き回って、雰囲気のいいところを撮影して回る。
10061611
ヴェスパと…古いフィアットかな?
10061612
建物の造りが凝っていて、しかもシチリアにしては珍しく綺麗。
10061613
10061614
10061615
これは…何だろう? 古代の沐浴場かな? それにしちゃ新しいよな。
10061616
路地をブラブラ…せっかくのいい路地なんだけれど、日当たりが良くて綺麗すぎる。路地はもう少し暗くてゴチャゴチャしていて欲しいなぁ…。
10061617
む? ルパン3世だ! イタリアではルパン3世はかなりポピュラー。古いアニメだとタイガーマスクなんかも有名だよ。
10061618
コカコーラの広告。日本では見かけないタイプのモノだね。
10061619
で、海沿いにローカルな道を延々と走り続ける。
10061620
ときおり海で休憩。
10061621
いかにもシチリアらしい、映画に出てきそうな農家をあちこちで見かける。
10061622
シチリア最南端に到着。別に最南端に興味は無かったんだけれど、ディエゴが行きたがったのよね。バイク乗りが先っぽに行きたがるのは世界共通だ。地図で見るとシチリア最南端はざっくり見るとヨーロッパ最南端(正確にはイタリアのどこかの島がヨーロッパ最南端らしい)。ざっくり言うと、世界の果てみたいなものかな。
10061623
その世界の果てから海を眺めると、すぐ目の前に小さな島があった…最南端気分が台無しだ。
10061624
案外サッパリとしていた世界の果てを後にして、モーディカ(Modica)という街に向かった。チョコレートで有名な街なんだけれど、街並みも恐ろしく綺麗なんだって。
10061625
丘の上にある旧市街は確かに素晴らしい。今回は少し立ち寄っただけだけれど、できれば2、3泊して、あちこち探検して歩き回りたい!
10061626
綺麗な教会があちこちにある。
10061627
ちょっと道を尋ねに、その辺の肉屋に侵入。
10061628
肉屋なのにチョコレートが置いてある。さすがはチョコシティ。
10061629
日が暮れる前にモーディカを後にしなきゃいけないので、旧市街の全景の撮影をして、泣く泣くモーディカを後にする。「後ろ髪を引かれる思い」って感じ。
…「後ろ髪を引かれる」ってなかなかいい言葉だな。日本語ってネガティブだったり、暗い表現も多いけれど美しい言葉も多いよな。
10061630
モーディカ近くのラグーサ(Ragusa)はチラっと見る程度で終了。たぶん、ここは世界遺産の街なんだけれど、それほどスゴイ街だとは思わなかった。
今日だけでいくつかの世界遺産をパスしちゃったはず…。ちょっともったいないけれど、今はのんびり観光するよりバイクで走りたい気分なのよね。
10061631
夕暮れギリギリになって、本日の宿泊地カルタジローネ(Caltagirone)に到着。宿探しをする前にちょっとだけ街を散策してみよう。ディエゴが言うには、この何でもなさそうな長い階段が見どころらしい。階段を下っているとわからないんだけれど…
10061632
上って行くと階段に埋め込まれたパネルが見える。各段ごとに違ったデザインのパネルが埋め込まれている。
10061633
ざっくり紹介しておくね。
10061634
10061635
10061636
10061637
これは最上段中央のパネル。一番上まで上るのはしんどかった…。
10061638
この遥か下からテクテクと上ってきたんだもんな。そりゃ、しんどいわ。
10061639
もう少しブラブラ。
10061640
急いで宿を押さえた後は、近所で美味しいレストランを探す…。
10061641
なんて名前のメニューか忘れたけれど、これまでのイタリア旅行でも1、2を争うほど美味いパスタを堪能しちゃった。カルタジローネの名物メニューらしい。チーズの風味が強いパスタだったよ。
こんな感じでシチリアぐるぐるの初日は終了。

記事を共有Share on FacebookTweet about this on TwitterPin on Pinterest

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA