表裏マッターホルン -Matterhorn & Cervino-

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いきなりスイスのマッターホルン(Matterhorn)近くの展望台からの写真をお届けしようか。だって、コモ湖からマッターホルンまでの道のりは、曇り&にわか雨で特別写真に撮るほどの景色がなかったんだもん。で、今いるゴルナグラード展望台の標高は3130m。この旅で一番高いところまで上ってきたわけだ。展望台周辺は空気が薄いから歩き回ると少々息切れするけれど、高山病にかかるほどの高さではない。

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展望台まではバイクでは上ってこれない。麓のツェルマト(Zermatt)って街から登山電車に乗ってここまでやってくるのだ。ツェルマトからゴルナグラード展望台までの電車賃は片道38スイスフラン(3500円くらい?)となかなかのお値段。でも、歩いて登ると5時間くらいかかるらしいし、本気の登山なんてまっぴら御免だから素直に電車を選んだぞ。
※ちなみにツェルマトの街にはガソリン車では入れない。バイクや車で来る人は、ツェルマトの隣町のテーシュ(Tasch)止まり。ただ、テーシュの街にもホテルはいっぱいあるし、キャンプ場(バイクと人で1泊16ユーロ)もあるよ。なお、ツェルマト~テーシュ間の電車は片道7.8スイスフラン(5ユーロくらい?)だったかな。
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私は朝7時過ぎの登山列車で展望台まで上ったので、展望台にはまだほとんど人がいない。いるのは観光客の写真撮影用のセントバーナードくらい。
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山岳救助犬をイメージして、小さな樽を首からぶら下げている(本来、中に入っているのは遭難者の体を温めるためのラム酒)。でも、たぶん中身は空。
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犬の写真を撮るだけならタダor小額のチップでOK。
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誰もいないときのワンコはまったくヤル気がない。
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9時を過ぎると続々と観光客が上がってきて、ワンコたちも俄然忙しくなる。
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ワンコはこんな集合写真のために待機しているのだ。白人の観光客もこんな集合写真を撮るんだね。ちなみにこの観光客の後ろにマッターホルンがある。
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今日の天気は晴れっちゃあ晴れだけれど、どの山の山頂にも雲がかかっていてイマイチいい写真が撮れない。今日の天気は「晴れ、大事なところは曇り」って感じ。
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目の前に見えている山々はどれも標高4000mを超える山ばかり。なのに思ったほど雪が積もっていないのね。カンボジアで知り合った、旅仲間のユウジくんのブログでマッターホルンを見たからここまでやってきたのに、ユウジくんが来た5月の景色とは結構違うなぁ…。きっと寒さはキツイんだろうけれど、ここは冬前後の景色の方が綺麗なのかも。スイスに愛されているユウジくんが見たマッターホルンはこちらで見てちょうだいな。
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早朝から何時間も展望台で待機しているのに、山頂の雲はまったく晴れない。脱ぎそうで脱がないグラビアアイドルと対面している気分だ。
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暇なのでアートフィルターで撮影してみる。
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みんな晴れるのを待っているんだけれど晴れない。
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仕方がないので周辺を適当に撮影。あちこちで賽の河原みたいに石が積んである。こういう風に石を積み上げるのはヨーロッパではどんな意味があるんだろう。
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チラリと山頂の景色を見せてくれたのはモンテローザ(Monte Rosa)。モンテローザって居酒屋の名前でしか知らなかったんだけれど、この山はマッターホルンより高いんだって。モンテローザが標高4634mで、マッターホルンは4478m。じゃあ、何でマッターホルンの方が有名なんだろう??
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展望台の北側の山々はこんなに晴れていて、ちゃんと山頂も見せてくれている。それなのに、マッターホルンからモンテローザにかけての山並みはどれだけ待ってもずっと分厚い雲に覆われている…。スイスの癖にもったいぶりやがって!
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このレストランでコーヒーを飲みながらお昼1時頃まで粘ったのに晴れてくれない。せっかく来たのに…。
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そのまま電車で麓まで下りるのは癪だったので、途中まで歩いて下山することにした。登山道の景色はなかなか綺麗だし、高いところから低いところに行くのは辛くないので、1駅か2駅分くらいは歩いて下山するのをオススメします。
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晴れねぇなぁ…。
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でも下山中に野生の山羊と遭遇。
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追いかけたら逃げられた。
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しつこく追いかけたら追いついた!! なかなか立派な角を持っているじゃねーか。悪いようにはしねーから、ワシにその角をよこしな!
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どんどん追い詰めていったら崖を下って逃げていきやがった。さすがにこれ以上は追えない。
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ずっと山頂ばかりを見ていて気づいたんだけれど、山頂周辺の風向きは標高によって違うみたい。北へ流れる雲もあれば、東に流れる雲もある。もっと高いところの雲だと、ほとんど風に流されない雲もあった。しかも雲は南側からムクムクと湧いてくる。こりゃ、今日は快晴の山頂は見れそうにないな。
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空を見上げていると物資運搬用らしきヘリコプターを見かけた。
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登山電車はこんな景色の中を上ってくるんだよ。
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また山羊と遭遇。
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写真奥にある、雲に覆われている山がマッターホルン。手前に見えているのが逆さに映るマッターホルンが見えるというリッフェルゼー。ここは湖だと聞いていたんだけれど、ただの小さな水たまりだな。しかも水は濁っていて、山の景色なんて映し出してくれない。
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登山道を下っていると、下からマウンテンバイクが上ってきた。こないだのステルビオ峠で見た自転車乗りにも驚かされたけれど、あそこはまだ舗装路があったのよね。でも、ここはただの登山道だよ。こんなところをよく自転車で登る気になれるね。白人はやっぱり体力バカだわ。
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いつまで待っても山頂は晴れず、むしろ雨雲が湧きはじめてきたので、諦めて登山電車で麓まで戻ることにした。去年といい、今年といい、本当に私はスイスとの相性が悪いや…。
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仕方がないから麓のツェルマトの街をブラつこうかと思ったんだけれど…やっぱりスイスの街並みはつまらない。ちょっと歩き回ったら、すぐに飽きちゃった。
翌日の天気が良ければゴルナグラード展望台に再チャレンジしようと思っていたんだけれど、翌日は朝からずっと雨…。ツェルマトでもテーシュでも、山を見る以外に暇つぶしできることがないので、もうスイスを出ちゃうことにした。本当はこの後、少し北にあるユングフラウって山に向かうつもりだったんだけれど、今のパターンだとユングフラウでも天気に恵まれなさそう。だからスイスはもういいんだ。やっぱりスイスは私には合わねーや。
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が、マッターホルン山頂を見れないままなのは気分が悪いので、裏側に回ってイタリア側からマッターホルンを見ることにした。こないだのブログでは「イタリアにはもう帰らない」と書いたばかりなんだけれど、スイスの悪印象のお口直しをするには、やっぱり相性がいいイタリアに戻らなくっちゃね。
ということでやって来たのは、逆さマッターホルンが見られるラーゴブルーという美しい池。テーシュから200kmほど走れば、ラーゴブルーまでやって来れるよ。スイス側みたいにガソリン車侵入禁止なんて規制はなく、マッターホルンのすぐそばまでバイクで近づけちゃう。なお、イタリアではマッターホルンとは呼ばずにチェルヴィーノ(Cervino)と呼ぶ。
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イタリア側に来たら急に天気が良くなった! 私とスイスとの相性は最悪だけれど、イタリアはやっぱり私のことを愛してくれるんだね。大好きだぜ、イタリア!!
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イタリアに来て天気は良くなったけれど、マッターホルン山頂はまだ隠れている。
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あ! チラリと見えた!!
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ほら!! この後はどんどん天気が悪くなってきて、また小雨がパラつきはじめたので、青空の山頂は見られなかったけれど、イタリアが気を利かせて山頂を見せてくれたのでもう満足!
で、今はイタリアとフランス国境にある、モンブラン(Mont Blanc、標高4808m)の麓に来ている。イタリア側のクールマイユール(Courmayeur)って街ね。モンブラン観光ではフランス側のシャモニーって街の方が有名だと思うんだけれど、せっかくイタリアに戻ってきたんだから、できるだけ長くイタリアの街に滞在したいのよね。明日、モンブラン山頂が晴れていたら、ロープウェーで山頂まで行ってみようかな。天気が悪かったら一気にフランスを北上するつもり。私はそこまでの山マニアじゃないので、山頂が晴れるまで待つつもりはないのだ。
※ちなみに、モンブランはイタリア語ではモンテビアンコ(Monte Bianco)って言うんだよ。

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5 Comments
  1. SECRET: 0
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     懐かしい風景、28年前に新婚旅行で行ったっけ・・・ はははは、はは
     今朝のニュースで氷河特急の脱線横転事故をやってました。 日本人旅行者が1名死亡、40、数名が重軽傷を負ったそうです。

  2. SECRET: 0
    PASS: f8089a8ebf02cd3ed4c33c7e1f30dfd2
    ターミーさんに山羊の角がついてたら、
    たちの悪いせんとくんだな・・・
    私は山が好きだからもっと写真を撮ってほしいなー

  3. SECRET: 0
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    綺麗な景色ですね~
    白と青のコントラストが素敵
    空気が綺麗なんでしょうね
    いつも素敵な写真ありがとうございます心洗われます)^o^(

  4. SECRET: 0
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    クールマイヨールから見たモンブランはオススメですよ!
    シャモニー懐かしいです。
    僕にとってシャモニーと、ティーニュが思い出の街です。

  5. SECRET: 0
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    結局、山の景色は天候に恵まれず、そそくさと退散することになっちゃいました。
    最近事故があったんですか?
    あんな綺麗なところで怪我をしたり、死んだりするのは…悲惨ですね…。
    >kazeさん
    シャモニー周辺が思い出の地なんですか? てっきりKazeさんは東南アジア専門だと思っていましたよ(笑)。新婚旅行かなにかで訪れたんですか? それともバックパッカー旅行ですか?? 

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