8000mのダート、ハバロフスクへの道 -the road from Vladivostok to Khabarovsk ,Russia-

最終更新日

09061001
通関2日目、ついにバイクとロシアでの車検証をGET! 煩雑な書類手続きは1日目に済んでいたから、2日目は楽だったよ。バイクを受け取り、大量の荷物を積み、出発は遅くなったけれど夕方3時くらいにウラジオストックを後にすることに。ハバロフスクまでは800km近くあるので、少しでも先に進んでおきたかったんだ。

1時間も走れば北海道やアメリカの田舎道に似た景色が広がってくる。交通ルールがアメリカに近いようなので、2年前に走ったアメリカの田舎道を思い出す。ただ、道沿いの木々は日本と似ているね。ロシアに来ているのにアメリカを思い出したり、まだ日本の延長のように感じたり、海外ツーリングがいよいよスタートした実感はまだ薄いかも…。

09061002
最初こそ、ところどころに街があったけれど、次第に小さな村しか見かけなってきた。ガソリンスタンドがちゃんとあるのか心配になってくるけれど大丈夫。ここはロシア横断の主要幹線道路なので、日本と似たガソリンスタンドがたくさんある。ガソリンはアメリカと似たやり方で購入するんだ。何リットルくらい入れるのかをまず窓口で伝え、お金を多めに渡し、ガソリンを入れる。ガソリンは店員が入れてくれるところもあるけれど、基本はセルフみたいだね。

09061003
ガソリン価格は日本の半額ちょっとかな。左に書いている数字はオクタン価、右の数字がルーブルでの価格。ガソリンの質については心配なさそう。ただ、ウラジオストックでイリヤに「92オクタンのガソリンを入れろ。95オクタンのガソリンは混ぜものをしていることがある」と言われたっけ(真偽のほどはわからない)。なので私のSRには92オクタンのガスを入れるようにしている。

09061004
この辺りは日本よりかなり北に位置するため、夏は日が暮れるのが非常~に遅い。夜10時くらいからだんだん暗くなり始める。だから夜8時くらいまでは走り続け、スパスクダリーニという街まで走ってきた。各町の入り口ごとに(出口でもあったかも)警察の検問があり、そこで話した警官にホテルの場所を教えてもらったんだ。検問ではすべての車が停められるわけではなく、警官が指定した車だけが停まればいい。なぜか私のバイクは停められることはなかったけれど、宿がなかなか見つからないので自分から停まって質問。ロシアの警官は悪いヤツが多い、と聞いていましたが、今のところ親切な警官にしか出会っていない。ホテルを意味する「ガスチィーニッツァ」を英語を混ぜて話すと、向こうはロシア語で何とか説明しようとしてくれた。で、教えてもらったのがこのホテル。1泊1500ルーブル。ロシアではキャンプをしなきゃ宿泊費が高くつきそうだな…。外国人はロシア人の3倍ほどの価格を請求されるそうな。大きな街は2000ルーブル以上かかるホテルも珍しくないって噂。

09061005
そこそこいい値段の宿だけれど、綺麗な宿で熱いシャワーも浴びることができたからヨシとしよう。コレはシャワールーム、こんなシャワーは初めて見たね。ちなみにハバロフスクのホテルもコレだった。ロシアでは一般的なスタイルなのかも。

翌日、スパスクダリーニを出発。朝から小雨がパラついている。ロシア人が「これは雨じゃない。霧だ!」と力説してきましたが、濡れるならどっちも同じようなもんだ。なのでこの日は写真は少なめね。昨日の草原に囲まれた景色ではなくなり、道路沿いに木々が増えてきた。林の中を走っている感じ。道路沿いに見かけるのは白樺なのかな。道はほとんどまっすぐで、ハバロフスク市内に入るまで信号を見かけた記憶はない。今日の行程、600km近くの距離を時速80kmくらいでのんびりと走り続ける。ついついスピードを出したくなるけれど、路肩で警察がスピードガンを構えているので注意! 警察の存在は対向車がパッシングで知らせてくれたよ。

走行中、ヨーロッパから走ってきたと思われるBMW R1200GSに遭遇。今のところロシア人のバイク乗りには出会わず、大陸横断組のバイク乗りとしかすれ違っていない。大陸横断組のほとんどはBMW、それもR1200GSに乗っているのはドキュメンタリー映画、ロングウェイラウンドの影響だろうね。ヨーロッパから走ってくるBMWとすれ違うと、この道がヨーロッパに繋がっているのを実感できる。ヨーロッパへと続くこの道は、大陸横断組にはメジャーな道で“ユーラシアの国道1号線”って感じだ。旅がはじまったことをやっと実感してきたぞ!

09061006
このルートを実際に走る人が心配なのはダートの存在だと思うけれど、ウラジオストックからハバロフスクまでには、4ヶ所ほどダートがあったよ。そのうち3ヶ所は1kmもない短いダート、固く締まった土のダートなのでそれほど心配はないはず。ただ、もう1ヶ所は全長8km、そのうち500mくらいは舗装工事のため電車の線路に並ぶサイズの石が敷き詰められていて、ちょっと怖かった…(後から思い返すとこの区間のダートなんてなんてこともない)。

09061007
ヨーロッパへと続く、この道はトラックや車が結構走っていて、トラックの後ろを走ると砂埃が巻き上がって喉がイガイガ、視界も見えづらい。トラックはかなりゆっくりとダートを進むので、トラックの後ろには着かない方がいいだろうね。ある程度スピードを出さないとダートは余計に怖いから。ダート区間はいくつかあったけれど、シベリアの道路整備は噂に聞いていたよりかなり進んでいるような印象。新しい舗装路もたくさん見かけたから、今回走ったダートもあと何年かすれば舗装路になっているんじゃないかな。8kmのダート区間はすでに工事が始まっていたっよ。

そんな感じでハバロフスクに到着。ホテルを探すのが面倒くさくて、市内中心部で最初に見つけたホテルに宿泊。大きなホテルは駐車場に警備員が常駐しているので安心だしね。

20代に仲間と起業、会社を売却し、30代前半はバイクでユーラシア横断やバックパックを背負って世界一周をして過ごす。30代後半に再び、仲間と起業し、また売却してただいまプー。趣味はダイビングと古いバイク、BMW MINIなど。 インスタグラムはこちら。 https://www.instagram.com/hoorootermy/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


コメントする