いざクリミア半島へ -the road from Kiev to theCrimean Peninsula ,Uklaine-

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いざキエフを出発する日はいつも通り悪天候。バイクで走り出す日はいつも天気が悪くなります。この日はウクライナを出る…んじゃなくてクリミア半島に向かうことになりました。バレラやマラートに「ウクライナを出る前にクリムに行くか?」と言われ、「ダヴァイ(OKとか望むところだ、みたいな意味)!!」と私は答えていました。クリムって街の名前だと思っていたんですが、ウクライナ語でクリミア半島を指す言葉らしい…。かなり広い半島なのでルーマニアに入るまで、あと1週間くらいかかると思います。
クリミア半島ツーリングはバレラとマラートが同行してくれます。思いつきでよく1週間も仕事が休めるなぁ…と思っていたら、マラートは家具販売会社の社長らしい。ちょくちょく仕事を放り出して旅に出ているようです。バレラはさすらいの仕事人なので電話とパソコンがあれば、どの街からでも仕事ができるみたい。

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クリミア半島での最初の宿泊地、フィアドシアまでは約1000km。一気に走ります。道はまだまだロシアと似ているので写真は割愛。代わりにウクライナの伝統スープを紹介しておきましょう。これはボルシチではなく、サリャンカというスープ。見た目はボルシチと似ていますが、味はこちらの方が日本人に合っている気がしました。ボルシチのような酸味がなく、ベーコンや野菜がたっぷりと入っています。この日初めて食べましたが、この日以降毎日サリャンカを食べるようになっています。
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クリミア半島までは1000kmもあるので当然夜も走らなければいけません。外国の夜道を走るのは結構疲れるので、ロードサイドのフルーツ屋台で休憩。あちこちにあるフルーツ屋台はカフカス人が経営しているそう。緑ではなく黄色のメロンが安く食べられます。日本と同じスイカや桃も売っていました。この国はフルーツがやたらと安いですね。
夜中の3時まで延々と走り続け、クリミア半島南東の街、フィアドシアまで走り抜きました。…一人で走っているのではないので、クリミア半島はあまり写真がありません…。マラートはノンストップで走る人なので、写真を撮るチャンスが少ないんです。
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で、翌朝の宿の様子。フィアドシアでは英語でチキンハウスと呼ばれる宿に泊まりました。ゲストハウスみたいな宿ですが、かなり狭い部屋に複数のベッドが置かれています。鶏小屋みたいな部屋に泊まるので、チキンハウスと呼ばれているようで、ウクライナやロシア各地にこのタイプの個人経営の宿があるそうです。一泊なんと50グリブナ(700円くらい)。外国人がどうやってこんな宿を見つけられるのかはわかりません。バスや電車で旅をしている人は客引きに出会えるのかな? バイクで旅をしている私は、チキンハウスの存在をこの街で初めて知りました。
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宿の外の道はこんな感じ。安宿がある場所だけあって、道路はよくありません。この宿に来る途中に大きな穴があり、コケそうになりました…。
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私が泊まったチキンハウスには外国人はおらず、みんなウクライナ人ばかりでした。唯一の外国人の私にみんな優しくしてくれ、みんなで朝食を食べながら、ウクライナの地酒(ウォッカではなく、砂糖から作るお酒、名前は忘れた…)をたらふく頂きました。
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朝食の後は宿の宿泊客のディーマとヤロスラフ(だったと思う)がスパニッシュギターを奏でてくれました。彼らのギター、アマチュアとは思えないほど上手い。「まるでプロだな!」と思っていたらプロでした。この街の高級レストランから演奏を頼まれ、キエフからやってきたそう。弦の隙間から弾き手の感情が漂うようなギターをたっぷりと堪能させてもらいました。安宿でこんないい生演奏が聞けるなんてラッキー!
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その後はバスで街外れまで移動。ウラジオストックを出発して初めて見る海に向かうのです! 短い夏を楽しもうとするバカンス客でバスは満員で、外の景色をのんびり楽しむ余裕なんてありません。わずかな隙間から撮影した風景写真がこれ。何だかわかりませんな。
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で、黒海! 我が地元神戸の海のような磯の香はしません。水が綺麗なのか、ビーチに打ち上げられる海草がないからなのか…海ってもっと臭うものだと思ってました。フィアドシア近くのこのビーチ、パラグライダーの人気スポットでもあるようで、山の方ではたくさんのパラシュートが飛んでいました。
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ビーチには出店がたくさん。日本の海の家のようなお店が無数にあり、ちゃんとしたレストランやクラブ、ゲームセンターやホテルまであり、日本のビーチより豪華です。
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マラートと同じチキンハウスに泊まる女性たち。
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ビールを飲みながらのんびり日焼けをする私。バイクでの一人旅で、まさかビーチでバカンスをするとは思ってまいせんでした。こんなのほほんとした旅でいいのかなぁ…。旅に出るまでは、ヨーロッパに向かうまでにいろんなトラブルや不安と遭遇し、成長すると思っていましたが、日本にいるときとあまり変わっていない気がします。だって苦労してないもん。

4件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    う~ん
    ほんと、どこにいてもその地に染まってしまう君には恐れ入るわ。

  2. SECRET: 0
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    長居している街では、いつも地元の人と一緒に遊んでいるのでそう見えるだけですよん。
    ウクライナは入国してすぐにいい出会いがあったのでまったく苦労せず、楽しめましたねー。

  3. SECRET: 0
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    海辺で寝そべるターミーさんはあざらし
    以外の何者でもありませんね・・・
    たまには運動して体をひきしめましょー

  4. SECRET: 0
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    かつてのヨーロッパ貴族は飽食を尊び、太っていることをステータスとしていたそうです。運動なぞ貴族のやることではありませぬ。自然体が一番。

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