ペロポネソス半島上陸&見知らぬお城を独り占め。 -Peloponnesos,Greece-

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いきなりペロポネソス半島の写真です! 朝アテネを出発し、高速道路で100kmほどビューンと走ればすぐにペロポネソス半島の街、コリントスに到着。ギリシャもたいして大きな国ではないので街から街への移動は楽勝です。
ウクライナからずっと夏らしい暑さだったので、ライディングパンツや上半身のプロテクターはとっくに捨て、日本の夏と同じ格好で快適に走っております。バイク用のウェアは格好悪いから嫌いなんだよねー。道は綺麗なのでもうあんなものは要りません。対ロシア用兵器だったのだ。

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コリントスの街外れ。早く着きすぎたのでしばらく海岸でボーっとしていました。
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この街の名物がこの運河。ペロポネソス半島は“半島”と言われるようにギリシャ本土と地続きです。が、船舶がショートカットできるように19世紀末にこの運河が掘られました。6kmちょっとあるんだってさ。
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コリントスの旧市街には結構有名な遺跡があるみたいなんですが、原型を留めていない系の遺跡らしいのと、遺跡を見すぎると遺跡に飽き飽きしそうなのでパス。何でもほどほどにしておかないとね。で、また高速道路でビューン。最近毎日高速に乗っていますが、結構な距離を走ってもだいたい1~2ユーロで済んじゃいます。安いね、ギリシャの高速!
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次なる目的地はこの写真の中ほどに見えている…
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ミケーネ遺跡! が、ここも原型を留めていない系だよ…。入場せずに外からの見学でお腹いっぱいになりました。私は考古学マニアではないので、歴史的価値だけではイマイチ感動できないんです。わかりやすい形を残してくれていないと古代に思いを馳せられないんだなぁ…。
日本の学校の世界史ではギリシャの歴史は詳細に勉強するので、どんな遺跡なのかは記憶にありますけれど、だからって無条件にワクワクするわけではない。各地の世界遺産に立ち寄っていて思ったんですが、世界遺産はあくまで歴史的価値か自然的価値についての評価であって、すべてが観光に適しているわけじゃないみたい。なので、近くにあるのを知りながらパスした世界遺産も結構あります。日本でもそうですが、世界遺産が多すぎて、行ってガッカリすることも結構あるんですよね。世界遺産はもっと少なくていいと思う。
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で、また移動。
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ペロポネソス半島は海や山、平原と景色の移り変わりが多いので、走っていて飽きることはありません。で、たまーに写真のように山に遺跡を見つけることもあります。このお城はアルゴスという街のすぐ北の山の頂上にあるんですが、地図には遺跡のマークがついていません。それほど有名じゃないんでしょうけれど、アルゴスまで走っているとずっと目に入ってくるので寄ってみることにしました。このお城に呼ばれているような気がしたんだな。
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アップはこんな感じ。いい雰囲気でしょう? バイクでの旅だとこんな風に予定外のところにも気軽に立ち寄れるのでいいですなぁ。バスや電車で移動している人はここへはなかなか来られないはず。
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到着! ラリッサ城という名前でした。山頂までの道は狭く、観光バスが入るのは無理っぽい。ガードレールもないし、カーブも結構キツかったですね。何となく立ち寄っただけのお城ですが、外から見てもかなりいい雰囲気。中への入り口も一応ありました。
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駐車場らしき場所には誰もいません。この下には教会もあるんですが、門が閉まっていて観光できる場所じゃないみたいです。
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貸切状態のお城へいざ入場、もちろん無料です。城壁の中にあったお城がコレ! う~んいい雰囲気だ。あまり手入れされていないみたいで、あちこちが崩れていたり、散策ルートも獣道みたいなものしかありません。
が…
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城壁からはアルゴスの街やエーゲ海が一望でき、絶景! こんないいところなのに週末に誰もいないのか…もったいない…。日本じゃ古いお城が放置されていることなんて絶対ないですよね。
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お城のあちこちを…
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探検。
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山頂にあるのでお城の周りをグルリと回れば周囲すべての景色が楽しめます。
う~ん素晴らしい! 案内図も何もなく、どんな歴史があるお城なのかはまったくわかりません。が、たった一人でこのお城を独占し、街の景色を堪能できただけで満足です。写真をたっぷり撮った後は城壁に座り、1時間ばかし和んでいました。
ラリッサ城、本当に素晴らしいところでした!
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ラリッサ城の後はスパルタという街まで一気に走ります。歴史上有名な都市国家で、最近は映画でも取り上げられた街ですが、今は何もないただの田舎街。本日の宿泊場所としてスパルタを選んだだけです。
スパルタは内陸にある街なのでグネグネ道を越えていきます。
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道中の写真1。素晴らしいでしょう? こういう写真には説明はいらないよねー。
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写真2。特別景色がいい場所ではなく、海から上って行く山道ではこんな景色が延々と続きます。
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で、山間の道に入ります。アメリカのラスベガス近くにもこんな景色があったよなぁ…。
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はぁ~…。
ため息が出て、体の力が抜けそうなほど、雄大な景色です。
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たまに小さな村を抜け…
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また山道。どの山も巨大で、岩肌が露出していてかなりの迫力です。この景色に鬱蒼とした緑を加えればスイスみたいな絶景になるんじゃないでしょうか(まだスイスには行っていないけれど、そんな気がする)。
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田舎ののどかな家々を眺め、たまにはカフェで休憩。
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ルーマニアでは緑の多い山を楽しみましたが、ギリシャではこんな殺風景な山の景色が楽しめます。ブルガリアはルーマニアとギリシャの景色が中途半端に混ざっているって感じだったので、ちょっと物足りなかったかな。
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で、スパルタ到着。写真は古代スパルタの英雄、レオニダス王の像。サッカー場の前にポツンと建てられていました。雨が降りそうだったので街の写真は撮らず。ごくごく普通のギリシャの街でしたよ。
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腹が減ったのでさっさと宿を押さえ、地元のレストランへ。
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古代には強靭な肉体と精神を持った男たちを育てていたスパルタですが、今のスパルタの人々は陽気で、太り気味の人もたくさんいます。昔のスパルタならきっと懲罰もんだな。虚弱体質の人は生まれてすぐに殺されていたそうですから。
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初めて来るカフェではいつもオーダーの量を間違えます。どのくらいの量の食べ物が出てくるのかわかんないんだもん。頑張って完食しましたけれどね。
スパルタは前情報通りに特別見るものがない街ですが、ラリッサ城やその後の道が素晴らしすぎて、この日も大満足な一日でした。ペロポネソス半島、来てよかったぜー。
明日はオリンピックのルーツになったオリンピア村まで移動する予定です。
※本日の宿スパルタインは本当はネットが使えない宿なんですが、近隣のどこかのWiFiを拾えました。これまでの宿でも度々こんなことがあったんですよねー。ネットが使えない宿でもWiFiを探してみることをオススメします。案外見つかりますよ。

3件のコメント

  1. SECRET: 0
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    流石にオイラでも
    ウップ!ってなりそうな量ですね
    美味しかったでしょうねぇ~♪

  2. SECRET: 0
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    いつも思うけど写真ほんとうまいね。カメラとレンズ何つかってるの?

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    >らぶ兄
    ブルガリア以降、レストランで何を頼んでもかなりの量が出てくるんですよね。たぶん、一人で食事にくるお客さんを想定していないメニューなんだと思います…。
    >SUZUKAちゃん
    カメラはオリンパスのE520って一眼で、レンズはF値がちょっと明るい広角レンズと、たまに魚眼レンズも使ってるよ。
    日本にいたときは写真を撮るのも仕事のうちだったから多少慣れてるのよね(でも、プロカメラマンじゃないよ。写真も撮るってだけ)。仕事で何万枚も写真を撮っていたら、このくらいのレベルには誰でも到達できると思う。カメラに頼ってるところも大きいしね。これより遥か上のレベルが才能がないと到達できない世界なのよねー。

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