ナショナルモーターサイクルミュージアム -Birmingham, United Kingdom-

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ついにやってきました! バーミンガム郊外にあるナショナルモーターサイクルミュージアム!! ここはヨーロッパの旅でもっとも楽しみにしていた場所。ヨーロッパ各地のどんな観光地よりもここを訪問したかったのだ! パッと見は日本の図書館みたいですが、ここには無数のイギリスの古いクラシックバイクが展示されているんです。日本じゃまずお目にかかれない珠玉のモーターサイクルもたくさん! 「絶世の美人との語らいとここに来るのと、片方を選べ」を言われたら、私なら迷わずこっちを選ぶね。
ちなみに、このミュージアム、日本語に直訳すると「国立バイク博物館」だけれど、運営は国じゃなく個人がやっているらしい、名前にナショナルとついているから国が運営しているものだと勘違いしていたぞ。

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このミュージアムは2003年に火事に遭い、所有車両のほとんどを焼失しました。が、多くの個人の方からの車両の寄付や焼失した車両の再生作業を行い、今ではご覧の通り膨大な数のコレクションを維持しています。スゴイね、この台数! クラシックバイクがところ狭しと並べられたこんな部屋がいくつもあり、じっくりと車両を見て回ると半日はかかるんじゃないかな。ここを見学するのは大英博物館より時間がかかると思う。
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車両の展示だけではなく、当時の写真やレースでのトロフィーなど、古いモーターサイクルカルチャーが楽しめる展示になっています。ちなみに、たぶんすべての展示車両はイギリス製。
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1953年製ノートン。国際レースで実際に走行していたレーサー。
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ノートンのシングルエンジンのくびれは優美なラインを描いているわけではありませんが、それでもヨダレが出そう…。レース車両とは思えない美しさだな。
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バイクのロールスロイスと呼ばれるブラフ・シューペリア(Brough Superior)もかなりの台数が展示されています。生まれて初めて生で見たよ…。
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エンジンの造形は私の好みではありません。が、リスペクトせざるを得ない風格を感じます。そういや何かの本で、イギリスにはブラフ・シューペリアの修理やレストアを専門に手がけるショップがあると聞いたことがあったなぁ。
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構成部品が多く、製作するのにも手がかかりそうな車両だ。市販車両とは思えない。綺麗な状態で維持していくのにとんでもない手間がかかるんだろうね。
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NEWMOUNT? どうやらメーカー名のようですが初めて聞く名前です。他にも私が知らないメーカーの車両がいくつも展示されていました。クラシックバイクの世界は奥が深すぎてわからないことばかりだ…。
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このエンジンはNew Imperialというメーカーのモノらしい…たぶん。
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ロイヤルエンフィールドがこんなエンジンを作ってたんだ!?
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戦前のトライアンフレーサー。1927年製。このシングルエンジンは小振りなのに498ccもあります。速いか遅いかなんてどうでもいいんですが、実に美しい…。
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ノートンES2のエンジン。腰下のケース形状は好みではないんですが、腰上の形状は素晴らしい。緩くRを描くエギゾーストパイプは頬ずりしたくなっちゃうよね。
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ヴィンセント。このミュージアム、展示車両が多すぎて車両がかなり詰めて並べられています。なので、車両全体のいい写真を撮るのはかなり難しい…。こんな風に寄った写真はいい雰囲気で撮れるんですけれどね。
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BSAゴールドスターまみれ。
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同じくBSA。
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スクランブラーまみれ。今のオフロードバイクのデザインは好きではないですが、70年代までの古いスクランブラーモデルは大好き。こんな美しい車両が泥まみれになってレースをしていたんだねぇ…。ドキュメンタリー映画「On Any Sunday」を見るとこんな車両が実際に走る姿が楽しめますよ。
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たぶん、トライアンフのレーサー。美しいエンジンをカウリングで覆ってしまうのは勿体ないと思う。
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これもレーサーかな? マチレスのエンジンは実に面白い造形。
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手前の車両も一応バイクなんですよ。バイク乗りじゃなきゃ信じられないだろうね。ボンネビルあたりでスピードチャレンジをした車両じゃないかな。
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ヴィンセント・ブラックシャドウ。こんな車両がひっそりと展示されているのは勿体ないぞ。展示台数が1/3になってもいいから、もっと広々と展示して欲しい。写真を撮りに来た人は少し不満を感じる展示方法だと思う。
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トライアンフのロゴがありますが、エンジンが妙にデカイぞ…
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4気筒だ! 1975年に製作されたプロトタイプみたい。市販されていないと思う。
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60年代までは世界のバイクシーンをリードしていたトライアンフですが、この時代になると逆に日本車のデザインの影響を受けているように見えます。資料的価値はあるんでしょうし、いいデザインの車両ですがオリジナリティは感じません。
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なんとなくイメージカットを撮影。
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今ではみかけないヘッドライトレンズを装備した車両も結構ありました。すりガラスのようなレンズです。どんな風に道路が照らされるんだろう??
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古い写真やポスターが引き伸ばされてあちこちの壁に展示されています。こういう写真も押さえておかないと。
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ここの土産物店には膨大な種類の書籍(もちろんバイクの)が販売されていました。Amazonでも見つけられない本もあると思う。マニアックなDVDや古いポスターも豊富で、欲しものがいくつもありました。でも、バイクに積んだら絶対グシャグシャになるからなぁ…
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マグカップやアパレルの販売スペースも一応あるよ。書籍コーナーの方が興奮すると思うけれどね。
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名残惜しいですが、時間の関係で数時間の滞在だけでこのミュージアムを後にすることにしました。
バイク好きなら訪れて絶対に後悔しないミュージアムだと思います。もっと写真が撮りやすいように展示してくれたら完璧なのになぁ~。

6件のコメント

  1. SECRET: 0
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    気になるのがフロントフェンダーに付いてるナンバープレート(?)みたいなもの。
    あれって何の番号なんでしょうか?というか、あのプレートを付けてる意味はなんなんでしょうか??
    車種の形式番号?登録番号?

  2. SECRET: 0
    PASS: 4557901b334fb01ec06d2f6984dc5f74
    横ですが、フロントフェンダーのナンバーは、日本で言うところのいわゆるナンバープレートです。アルファベットは地域名を、数字は登録番号を表します。
    イギリスでは一時、前後にナンバーを付ける義務がありました。
    ターミーさん>わたしも今年火事の前以来二度目ですが行ってきました。半日でも足りず、二日くらいかけてもいいんではないかと。空港から歩いていけるほどの距離なのに、道路で分断されていて徒歩では行けないんですよね

  3. SECRET: 0
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     先日、オレ鉄のみんなで小鹿野の博物館に行ったんですよ。
     しかし、これはすごい!

  4. SECRET: 0
    PASS: f8089a8ebf02cd3ed4c33c7e1f30dfd2
    ノートンは「モーターサイクルダイアリーズ」っていう映画で
    ゲバラ役のガエル・ガルシア・ベルナルが乗ってたやつやね。
    あれはいい映画やったね。

  5. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ここは確かに1日じゃ足りないかもしれないですねー。私はエンジンの形が好きなだけで、古い英車の歴史はあまり知らないんですが、そっちの世界に詳しい人だと1台のバイクを何時間も眺めてられるかも。モーターサイクルダイアリーズに出てきたノートンもきっとあるはず。
    ま、歴史を知らなくてもこれだけ幅広い種類のバイクがそろっていたら、バイク好きならまず夢中になれるでしょう。

  6. SECRET: 1
    PASS: 79300c2e89028cc0f46f928e607e4004
    タミーさん
    情報をありがとうございました。FacebookでもタミーさんのこのURLを紹介させて頂きました。現在、イギリスに来ており、今週この博物館を訪問予定です。タミーさんのページを見ながら予備知識を得ています。

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