古城街道とスコッチウイスキー -Castle Trail & Dufftown , United Kingdom-

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ども! ここ数日のスコットランドは青空が見えない、曇天の空模様。イギリス以外の国でなら天気が悪い日は移動しないんだけれど、ここではそんなことは言ってられない。小雨がパラつく日でもズンズン北上しないと寒い寒い秋がやって来ちゃうからね。8月初旬の今でさえ、日が照っていない日は日本の晩秋くらいの寒さだもん。
そういうわけで、スコットランド中部の古城街道にやってきた。イギリスの田舎には、あちこちに大小さまざまなお城があるんだけれど、このエリアは特にお城が多いらしい。まず最初にやって来たのはスコットランド東海岸沿いにあるダノター城(Dunnottar Castle)。特別、有名なお城じゃないんだけれど、バイクで海沿いを走っていて見つけたから立ち寄ってみただけ。

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このお城はほぼ廃墟なんだけれど、切り立った崖に建っているのがカッコいいじゃない。海と崖とお城…サマになるねぇ~。
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小さなお城だけれど、内部をちょっと覗いて行こうか。
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ここはもう城壁内。原型が残っている建物もあれば…
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こんな風に崩れちゃっている建物もある。海のそばに建てられているってことは、海からやってくる敵を警戒していたお城なのかな? お城って、建てられている場所に必ず意味があるはずなので、そんなことを想像するのも楽しい。
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続いてはアバディーンの近くにあるドラム城(Drum Castle)。
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このお城もそれほど大きくない。ヨーロッパにやってくるまでは、ヨーロッパのお城は大きなモノばかりだと思っていたけれど、実は巨大なお城ってほとんどない。日本のお城の方が規模は大きいと思う。イギリスのお城は小さくてカワイらしいモノが多いかな。
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エディンバラ以降、大きな街を迂回して走っているので、ホテルを探すよりキャンプ場を見つける方が簡単。だから、ここ数日はキャンプ場で寝泊りしていた。イギリスのキャンプ場は1泊15ポンドほどと、他のヨーロッパ諸国より少々高めだけれど設備は素晴らしい。ホットシャワーは無料で使えるし、キャンプ場近くorキャンプ場内にレストランがあるので食事にも困らない。ヨーロッパ各国のキャンプ場と同じく、テントサイト内に電気のコンセントも当然ある。ヨーロッパのキャンプ場は日本の貧弱なキャンプ場とは違い、格段に設備が整っているのだ。
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キャンプ場に泊まった日は、いつもより豪華な夕食を頂くことにしている。イングランドの食事もまぁまぁ美味しかったけれど、スコットランドの食事はさらに美味い。フランス料理やイタリア料理に負けないくらい美味しい。イギリス料理は味付けがシンプルなモノが多いので、他の国の料理に比べると地味に見えちゃうんだけれど、私はイギリス料理、特にスコットランド料理が大好きだ。
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お次はクレイギヴァー城(Craigievar Castle)。このお城は今まで見たお城の中で1、2を争うくらい好き。カワイらしい造りだし、色鮮やかで絵本に出てきそうなお城。
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ここは天気がいい日に訪れたかったなぁ…。
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他のお城ではあまり見かけない、変わった装飾が城壁に施されている。
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そんなこんなでダフタウン(Dufftown)という小さな村に到着。ここはスコッチウイスキーの蒸溜所がたくさんあることで知られている村なんだって。
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街のシンボルの時計塔。この時計塔の裏側でWiFiの野良電波が拾えるので、ダフタウンに宿泊する人はここでインターネットをしちゃおう。ベンチがあるので、ちゃんと座ってインターネットができるぞ。
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時計塔の前ではご老人たちがのんびりとお話し中。世界中のどこでも、田舎の村ではこんなほのぼのとした光景が楽しめるよね。こういうのどかな雰囲気が私は大好き。
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最初はダフタウンに宿泊する気はなかったんだけれど、ランチに立ち寄ったこのレストラン兼B&B「Noah’s Ark」の食事が抜群に美味しくて、ここに泊まることにした(同じ敷地内なんだけれどB&Bの名前はレストランとは違う。Fournet Guest Houseって名前)。時計塔の北側をバルヴェニーストリート沿いに歩いて徒歩30秒、左手側にこのB&Bはあるよ(シングル1泊45ポンド。近くにはもう少し安いB&Bもある)。
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Fournet Guest Houseはオーナーもスタッフもみんなホスピタリティに溢れた女性ばかり。だから、女性の旅行者も過ごしやすい宿だと思う。
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ここはレストランスペース。女性オーナーらしい温かみのある内装でしょ? ここはスンゴイ居心地がいいんだ。ここの食事についてはこの記事の最後に紹介するね。
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ダフタウンで一番有名な観光スポットはこのグレンフィディック蒸溜所。
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社会人になってからはテキーラばかり飲んでいる私だけれど、学生時代はウイスキーも好きだったのよね。グレンフィディックは、確かそこそこいい値段がするウイスキーだったはず。だから飲んだことはないんだけれど、せっかくだから工場見学をしてみよっと。
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工場見学は無料(有料のツアーもアリ)。無料なのに3種類のウイスキーの試飲ができちゃうのが嬉しいね!
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見学ツアーは無料なんだけれど結構本格的。まず、小さな劇場でグレンフィディック蒸溜所の歴史についての映像を見る。…この映像が実によくできているんだ。たぶん、これを見たらみんなグレンフィディックのファンになっちゃうと思う。
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その後は伝統衣装に身を包んだスタッフの案内で工場見学。
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工場内にはウイスキーのかぐわしい香りが漂っていて、歩いているだけで酔っ払っちゃいそう。
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工場内の写真撮影はどこでもOKってわけじゃない。本当は、ウイスキー樽がたくさん並べられた薄暗い倉庫の写真を撮りたかったんだけれど、一番いいところは撮影NGだった。…残念!
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工場見学終了後は、こんな立派な試飲スペースでウイスキーを頂くのだ。ところで、グレンフィディックってただのウイスキー? スコッチウイスキー? 普通のウイスキーとスコッチウイスキーの違いがイマイチわからん。スコットランド産のウイスキーがスコッチウイスキーなの?? ウィキペディアで調べてみよっと。
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工場を案内してくれたスタッフ。名前は忘れちゃったけれど、丁寧な解説をしてくれてありがとうね!
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工場内の直営店は当然ながらグレンフィディックだらけ。お酒以外にもポロシャツやマグカップなども売っていたよ。
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工場見学の後だと、グレンフィディックがなんだか超高級ウイスキーに見えてくる。このボトル、日本で買うと1本いくらくらいするんだろう?
※サントリーのWebサイトでは30年モノは64000円になっていた!! 写真のボトルと見た目が違うので、写真の30年モノはもっと高いのかも!!
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グレンフィディックのトレードマークの鹿。「グレン」か「フィディック」のどちらかが、この地域で昔使われていたゲール語の言葉で「鹿」って意味らしい。
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工場見学は終了。グレンフィディック蒸溜所の近くに短いトレッキングロードがあったので、ぶらぶらお散歩することにした。
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これはダフタウンの街外れにあるバルヴェニー城。グレンフィディック蒸溜所から歩いて5分くらいのところにあるよ。
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ん? これは羊だよね。角が生えているってことはオスかな?
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山羊じゃないよね? まぁ、どっちでもいいや。
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たっぷり歩き回った後は宿で素晴らしい夕食を頂こっか。まずは地元の絶品エールをごくごく飲んで…
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これまた美味なホームメイドスープを頂く。このチキンヌードルスープ、これまでの旅で食べた中でNo.1のスープ! 日本人の口に合う、最高のお味です。
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メインディッシュはスコットランドの伝統料理、ハギス。ここのハギスはポテトとニンジン、大麦と挽肉のハンバーグというシンプルな構成。もちろん、美味いに決まっている。
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デザートはスコッチウイスキーの香ばしさが香るケーキ! ここのレストラン、何をオーダーしても美味いぜ~。
ダフタウンはそれほど見どころがある場所じゃないんだけれど、ここの宿が気に入ったからもう1泊しよっと。これまでの旅の中で、宿が気に入ったからその街に長居したくなった場所って数えるほどしかない。イタリアのソンドリオ、ルッカ、アルベロベッロ、タイのチェンライ、そしてダフタウンのFournet Guest Houseの5つだけ。このB&Bのおかげでダフタウンが大好きになっちまったぜ~。明日は周辺の蒸溜所の観光でもしよっかな。こんな感じで、天気が悪いながらものんびりとスコットランドを満喫中でーす。

3件のコメント

  1. SECRET: 0
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    スコットランドの料理、かなり美味しそう!
    食べてみたいなあ。
    最初の料理の写真の肉の下にしいてるのって何??
    ちなみにアイルランドには2枚目の写真の崖のもっと
    立派なやつがあって、かなり見ごたえありそう。
    (モハーの断崖というらしい)
    気が向いたらアイルランドにも寄って写真撮ってきて~

  2. SECRET: 0
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    最初の料理はお肉じゃなくてサーモンだよ。下に敷いてあるのは野菜をグチャグチャにしたヤツ…なんて名前なのかはわかんない。
    アイルランドはスコットランドの後に行くよ。スコットランドの後はアイルランド→マン島→ウェールズって回ってロンドンに帰還する予定。

  3. SECRET: 1
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ブログ管理者さま
    突然のご連絡大変失礼いたします。
    NHKでテレビ番組を制作しております、テレコムスタッフの
    高瀬と申します。
    貴殿のブログ
    [2010年08月08日]に掲載の
    スコットランド、ダフタウンにあるバルヴェニー城の写真をテレビ番組内でご紹介させていただけないでしょうか?
    番組はNHK BS1「地球テレビ エル・ムンド」
    主に海外のファッション・カルチャーを紹介する趣旨の番組になります。
    番組内にカクテルコーナーがあり、そのコーナーで「バルベニー」というスコッチウィスキーを
    紹介する際に写真のご紹介をしたいと考えております。
    放送日は2月2日の予定です。
    なにとぞご連絡よろしくお願いします。

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