ウラジオストック初日 -ship from Fusigi ,Japan to Vladivostok ,Russia-

まいど。
ウラジオストックの宿泊先のアジムートホテルに到着。このホテル、ロビーで無線LANが使えるのでいきなり日本語でインターネットができます…ラッキー(回線速度は遅いです)。ここに2泊して通関手続きを行います。
09060701
ではウラジオストックまで乗ったルーシー号について。


09060702
5日の朝に通関を済ませ、船まで向かうとロシア行きのバイクが3台、キャンピングカーが1台、バックパッカーは・・・7,8人いました。私以外はみんなBMW。真ん中のBMW(K100RS)に乗るのは、浜松に住む65歳のおじいちゃん。ロシアのことをまったく調べておらず、テントももっていないので大丈夫かな?と思ったのですが、案外こういう人ほど何とかなるのかも。キャンピングカーで旅をするのは大阪の夫婦。車で海外の個人旅行なんてあまり聞いたことがありません。ひょっとしたらこの道のパイオニアかも…。道中で車が壊れても、バックパッカーになって旅を続けるそうです。目指せ車旅行のパイオニア! ロシアからだと運賃が安いので車でも突っ込めるんですねぇ。考えたことがなかった…。これもアリですよ。
※後から聞いた話だと、日本では普通免許で乗れるキャンピングカーですが、ロシアではトラック扱いになるそうです。そのため、日本の普通車での国際免許だと無免許扱いになるんだとか。日本の免許センターで事情を話して国際免許区分のスタンプを大型車も可能にしてもらわないとダメだそうです。キャンピングカーの彼はハバロフスクの日本領事館でそれを記載した特別な書類を申請して、国際免許のスタンプの代わりにするようです。
09060703
もう1台のBMW(R100R?)に乗るのはオーストラリア人のブライアンとジェニー。東京をスタート地点にヨーロッパ(ゴールはドイツだったかな?)まで走るそう。海外ツーリングを何度も経験していて、パッキングが非常にコンパクト。その極意を少しだけ教わりました。ブライアンはオーストラリアで某バイクメーカーのライディングインストラクターをしていて、ジェニーは植物学者。3ヶ月仕事を休んでツーリングをするそうです。ブライアンが「日本ではどこにオイルが売っているかわからず、予備のオイルがない」というので、オイルを1本進呈。荷物が1kg軽くなりました。
09060704
バイクの積み込みは車などの積載が終わった最後です。それをのんびり待っていると警察が登場。ただの定期査察かと思いきや、船内で盗難タイヤが見つかったそうで、リアル捜査だったみたい。写真はガサ入れの瞬間。捜査なのに案外のんびりとした雰囲気でした。誰かがワッパ(手錠)をかけられた様子もなく、しばらくすると積み込みは再開。
09060705
バイクを積み込む場所はこんな感じ。日本のフェリーと同じですね。バイクの積み込み作業は船内での出国手続き後に行われるので、旅客が船外に出て自分でバイクを積み込むのは普通はできません。が、私のバイクは荷物が満載で、ロシア人から「倒すのが怖いから自分で入れて」と言われ、自走で入船。船での出国は結構おおらかですね。おじいちゃんのBMWの積み込みは船員がやったのですが、積み込みが下手でミラーが破損。かわいそうに…。なお、バイクを船に固定するロープは工事現場でよく見る、黄色と黒の紐。布でバイクに傷がつかないように、なんてしてくれません。まぁ、どうせ走るうちに傷がつくでしょうから気にしない、気にしない。
09060706
出航は18時の予定でしたが「荷物の積み込みが終わったから」と16時30分には船が動き出しました。ロシアンタイムって感じですな。
09060707
船内はまぁまぁ綺麗。Barなんかもあります。
09060708
日本にいろんなものの買い付けに来ているロシア人が持ち込んでいる自転車があちこちにあります。これで日本の街中をうろうろするみたいです。電化製品や食料品、赤ちゃん用のオムツなんかを大量に持ち込んでいました。
09060709
船内は3食付き。初日はおいしかったですが、ロシアに近づくにつれ、だんだんとマズくなっていきました。ロシアに慣れるための訓練でしょうか。ピロシキとボルシチは美味しかったですが、ラム入りのスープは…あんなにラム臭のするスープは初めて! ちなみに船内では無料で飲料水がもらえるので、空きペットボトルを持ち込めば、飲み物の心配はナシ。
09060710
旅行者同士、飲み会でもあるかなーと思いましたが、船が結構揺れたためみんなグッタリ。彼は同室の日本人バックパッカーです。客船では個室がもらえますが、一人部屋ではないので誰かと同じ部屋になります。彼は鉄道でベルリンまで向かい、カナダへ向かうそう。シベリア鉄道組は4人ほどいました。みんな旅の期間は1~3ヶ月くらい。例のおじいちゃんは3ヶ月でロシア~ロンドン~カナダまで走るそうな…ヨーロッパは意外と近いのかもしれません。
09060711
最終日の夜、暇なので船内をブラブラしていると泥酔状態のロシア人を捕獲。ウラジオストックに住むサーシャです。旅のことをいろいろ聞かれたのですが、彼は英語も日本語も話せず、友達を呼んできてもらいました。
09060712
イケメンのディーマ君を連れて再登場。ちょっとスッキリした顔でズボンを履いてきました。二人とも京都の工場で3ヶ月働いていたそうで、サーシャは「早く子供に会いたいんだよぅ…」と帰国を楽しみにしていました。タトゥが入っているのに愛らしいヤツです。バイクでヨーロッパ、アメリカ大陸まで走ることを説明すると「Oh…神風! Crazzzzy!!」と連呼してました。やはりシベリアの道は悪いそうです。サーシャとディーマは「何かあったらいつでも連絡をくれ」と、住所と電話番号を教えてくれました。ロシア人は案外、陽気でいいヤツらかもしれません。
09060713
そんなこんなでウラジオストックに到着。ルーシー号の停泊場所のすぐ近くには軍艦が停まっていました。
今日は午後から税関の倉庫にバイクのチェックをしに行きます。日本語を話せる通関代行業者をお願いしているので、早ければ明日の午後にバイクを受け取れるかも。中途半端な時間に出発したくないので、ウラジオストックを出るのは早くても明後日の朝になるでしょう。
…ついにロシアの大地を踏んだぞ!
じゃ、また。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


コメントする