またまたトラブル in ニフネウーディンスク -middle Russia-

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翌日、イルクーツクから先を走りはじめたら、バルセロナから来たスペイン人のグレゴリーに出会いました。Tシャツを着ているのはたまたま車で通りかかったノボシビルスクのバイク乗り。彼が言うには、この先、カンスクという街を越えるまでは道はよくないらしい。でもチタまでの道ほどは悪くはないはずだ。今更ダートでビビることはありません。彼とは私がバルセロナを訪れたときの再会を約束して別れました。スペインでの知り合いができてラッキー! ロシアを抜けるまでに後何人のライダーに出会えるだろうなぁ…。


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走りはじめると確かにダートがはじまりました。が、チタまでの道のりを走り抜いた人には問題ないレベルでしょう。ダート区間の距離は短く、だいたいのダートは土が固く締まっていました。土が盛り上がった場所さえ避ければ大丈夫!
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ボチボチ続くダートを抜け、ニフネウーディンスクという街に辿りついたら、チェーンガードのボルトが脱落してしまいました。路肩で予備のボルトを探しているときに声をかけてくれたのが…地元で自動車工場を営むユーラでした(写真右)。「俺の工場へこいよ。ボルトを探してやる」と招待され、彼の会社に。いい出会いってだいたいトラブルのときにやってくるんですよね。こういうときは素直についていくべし。
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工場では子供がぐっすりと眠っていました。
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新品のボルトをもらったついでに洗車機でバイクを洗ってもらいました。結局、翌日にはまた泥だらけになったんですけれど、一瞬でも綺麗になったバイクを見られていい気分。日本に帰ったら綺麗にカスタムしてやるからな、頑張ってくれよ、SR。機械を擬人化するのは好きじゃないですが、この旅がはじまってからは難所を越える度に、コイツのタンクをポンポンと叩いてやる癖がつきました。旅の相棒だからね、いたわってやらないと。
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あ、子供が起きた! ロシア人の子供は愛らしいですな。
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洗車後にバイクのチェックをしていると、スポークが7本折れているのを発見。ヤコブに整備してもらったのと違うスポークにもダメージがあったようです。それともスポークの張り直し方がマズかったのかな? でも、まだまだ予備があるのでノープロブレム。ユーラの工場はバイクは触らないので、スポーク張りは仮組みまで自分でやりました。日本での訓練がここで役立ったぜ! タイヤ脱着の練習を何度もしててよかった…。で、スポークの仕上げは地元のバイク乗りのビクトルに来てもらい、手伝ってもらいました。整備の際にはセンタースタンドがないので、バイクを横倒しにしてタイヤを外しました。これ、案外有効です。バイクを倒した方がタイヤは外しやすいんだな。
しかし、モンゴルに突っ込んでいなくてよかったな。道が綺麗で、整備できる場所もあるロシアで2回目のスポークトラブルに対処できてよかった…。嫌な予感は正解でした。自分の直感ってホント間違いがないんだよなぁ。
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整備が終わると、「今日はこれから雨が降るから、ここに泊まっていけ」とユーラに言われ、お言葉に甘えました。またウォトカでの飲み会がはじまりました。写真のおじいちゃんは工場の従業員アレックス、もう一人が近所に住むディーマ。
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この工場、夜はこの番犬たちを放し飼いにしているそうです。「コイツらはハンタードッグだから、夜は絶対に建物の外に出るなよ」と言われました。見知らぬ人には容赦なく襲いかかるそうな。
この日もしこたまウォトカを飲んで、気持ちいい眠りにつきましたとさ。

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