海外ツーリング仕様のSR500(元SR400)
ユーラシア横断のために製作したSR500
旅に乗っていくバイクがやっと仕上がったので公開。前後タイヤ以外はとっくに取り付けていたんだけれど、タイヤはあまり摩耗させたくなかったので出発ギリギリまでつけいなかったんだ。ちなみにタイヤチューブはオンロードバイクにはまず使わないウルトラヘビーチューブをチョイス。パンクしたらアウトですが、少々のギャップじゃパンクしない、分厚いチューブなのさ(実際、旅の最後までパンクすることはなく、チューブを変える必要もなかった)。
しかし、BMWみたいにカスタムされたSRだな…SR500GSって感じ。スタイリッシュなSRがカスタムスタイルのほとんどの中で、こんな風にしちゃってゴメンな。前後パニア、トップケース、スクリーン、ナックルガード、エンジンガード…主要部品は振動対策がしっかりとしているノーマルにこだわったけれど、旅に備えて結構改造しちゃったな。振動対策がしっかりしているのは車体への固定箇所が社外品より多いマフラーや防振ラバーがついているウィンカー、テールランプね(ウィンカー、テールランプともに旅の最後まで玉切れはなかったよ)
シックデザイン製エンジンガードをSR500に装備
SRのカスタムではあまり見かけないエンジンガードはCHIC DESIGN製。昔、販売されていて、今は生産中止…となっていたけれど、再販予定があるそうな。試作品を譲ってもらえちゃった。そのまま使うのではなく、補強のパイプを追加しいるよ。フェンダー下に取り付けているマットガードは飾りではなく、タイヤが釘などを跳ね上げて、リアタイヤに刺さるのを防ぐため(あまりに酷使したのか、ヨーロッパに到着した頃にはボロボロになったけれど、それだけ仕事をしてくれたってことかな)。できるだけトラブルに遭わないよう、すべての整備をしてくれたモトブルーズのメカニックY氏といろんなことを考え、製作したSRさ。
確実に転倒するのでナックルガードをSR500に装備
汎用のナックルガード。旅では何度も転倒すると思うので、芯が入ったナックルガードでレバーを守りたいのよね。何本も予備のレバーを持っていくのは邪魔くさいから。
→実際に何度か転倒してナックルガードには助けられた。ナックルガードのおかげて旅中にレバーやハンドル交換は一度もしなくて済んだ
意外と弱かったデイトナ製スクリーン
フロントから見たらこんな感じ。スクリーンはデイトナ製。本当はもう少し大きい旭風防をつけたかったんですが、ステーを取り付けるスペースがなく、断念。
※デイトナ製スクリーンは耐久性が意外となかった。スクリーン下部だけで固定していたので、振動なのか風圧なのかで1万kmほどで固定部分が壊れて捨てちゃった。
リア側に荷物を満載するのでSR500にサイドスタンドを増設
変わった改造だとサイドスタンドを増設したよ。リアに重い荷物を積むと、ノーマルのサイドスタンドだけではバランスが悪いのね。1本だけでも一応立っているけれど、後ろに少し力がかかると、ノーマルのサイドスタンド部分を支点にクルりと回りながら倒れちゃうんだ。センタースタンドは荷物を積んでいる状態ではまず上げられないし、上がったとしても重量バランスを考えないと転倒する(テスト時に経験済み)。普通のツーリングじゃ考えられない改造が必要だったのさ。
MOTOCOに特注したパニアケース・トップケースステーはユーラシア横断にも耐えてくれた
荷物の積載用に取り付けたのが左右のパニアケースとトップケース。どちらもMOTOCOで購入。トップケースの取り付けステーは純正キャリアをベースにワンオフ。鍵付きのケースだと防犯上も安心。
※このパニアケースと取り付けステーは何度も転倒したのに最後まで壊れなかった。転倒時にフロントにナックルガード、リアにパニアケースがあると車体にダメージがないし、本当に助かったな。MOTOCOで作ってもらったステーの品質も間違いなく良かった。いい仕事をしていただいたな。
ケースの後ろには前の職場のステッカーやら、お世話になったり、仲のいいショップのステッカーなどをペタペタ。走るほどにステッカーはあちこちに貼っていくだろうね。
ガソリンストーブに燃料供給できるようガソリンコックを改造
ガソリンコックも少々改造。直接面識はないんだけれど、過去にSRで海外を放浪した方のカスタムを参考にさせてもらったんだ。ガソリンの取り出し口を増設し、ガソリンストーブにガソリンを補給するときなどに活躍しそう(実際はキャンプ地に到着する前に食事を済ますことが多く、あまり使わなかった)。
こんな感じのSR500で旅に出るよ。無事にヨーロッパに辿り着けるかな~。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
以前、ナショナルジオグラフィックか何かでみた、ユアンマクレガーの
ロングウェイダウンを思い出しました。
いろんなことを想定して、準備されているんですね~
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
やはりMADE IN JAPANが信頼の置ける物(バイク)ですよね。
命が掛かってる旅に出るからネ!
お守りも良いけど「テルテル坊主」をマスコットにしても良いかもよ。
お気をつけて~
祈交通安全 BY NOV
SECRET: 0
PASS: e92cfe89497e181bcdae42320fa868f4
なかなか素晴らしい出来栄えですね。ドイツでBIGTANKが入手できるとさらに楽かも(かえって重い?)
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
>ブッダさん
ロングウェイダウンもロングウェイラウンドもDVDで見ました。ユーラシアの道がどんな風になっているのか、写真と噂でしかわからなかったので、映像は参考になりますね。私もホームビデオカメラを持っていくので、ちゃんと撮れたらココで紹介しますね~。
>NOVさん
別にハーレーでも良かったかな、と今は思っています。旅用にSRを手に入れて、改造やなんやで結構な金額がかかりましたから(笑)。でもSRの車重の軽さは魅力的ですね~。オフ車には敵いませんが…。
>fuji69fesさん
お久しぶりですね~。ビッグタンクは探す予定です。それ以外にもアッチにしかない、SRのパーツがあれば手に入れようかな、と思います。欧州のSRの中心地ですからね。
パーツだけでなく、ヨーロッパのバイクシーンをこの目で見てきます!!
SECRET: 0
PASS: 4708331b0a4d04b1ee3d735d0c861d06
かっこいいな~理屈抜きに
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
いやはや、凄いバイクです。
考えてるなー!
とにかく無事で!健康で!
帰ってきたら、太ってるのか?
痩せて帰ってくるのか?
そこに一番興味があります(笑)
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
これからバイクも人間も、どんどんええ面構えになっていくんでしょうね。
とても楽しみです。 long way home~♪
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
最後に走るのが北米なので、それまでに痩せていようが太っていようが、高カロリーの食事で太りそうな気がしますねぇ。安く食事を済ませようとすると、高カロリーな食事ばかりですからね(笑)。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
はじめまして。
スカイトレッカーと申します。ミクシィで知り合ったachaさんという方にこちらを教えてもらいました。
それにしてもSRで世界一周とは尊敬します。以前にも何人かはSRで世界一周された方はいたようですが、なぜSRで世界一周!となったのでしょうか??もし宜しければ理由なんかをお教えいただけないでしょうか。
僕もゆくゆくはSRで海外へ・・・と思っております。このブログ、特に準備編は参考になりまくりですよ!!
今後ともブログを見させていただきますね。では。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
SRを選んだ理由ですか…自分が持っているバイクの中では一番海外ツーリング向きだったからですね。シングルエンジンなので修理もしやすいですし、ヨーロッパではパーツも入手しやすいですから。
でも実際に旅に出てみると前後サスペンションのストロークが短いので足回りのトラブルに悩まされました(笑)。まぁトラブルがいい出会いに繋がったので後悔していませんけれど。
海外ツーリングはどのバイクで出てもいいと思いますよ。好きなバイクで走るのが一番楽しいですしね。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
ターミー様
返信、ありがとうございました。確かにXT500譲りのシングルエンジンは頼もしいですよね!
やはり足回りには悩まされましたか・・・自分での修理が苦手なので、僕はさらに色んな箇所で悩まされそうです。それに新たに出会いがあるなら旅も苦にはなりませんよね!
海外ツーリングは、やはりSRで行きたくなってきました!
コメント、ありがとうございました。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
最低限の修理技術は学んでおいた方がいいですよ。前後タイヤの脱着は日本で覚えておいた方がいいかと…。誰もいないところでトラブルに遭うかもしれませんからねぇ…。